Core の使い方

はじめての方も、もっと使いこなしたい方も。

01はじめに

アカウント作成・ログイン

Core の AI 機能を利用するには、アカウントの作成が必要です。アプリを起動し、「ログイン」ボタンからメールアドレスまたは Google アカウントで登録できます。初回ログイン時に契約プランの選択画面が表示されます(プロプランは2週間の無料トライアル付き)。

プロジェクトの新規作成

メニューの「ファイル → 新規」から新しいプロジェクトを作成します。Core のプロジェクトは .core 形式のパッケージバンドルで、Finder では1つのファイルとして表示されますが、内部には原稿・メモ・資料がまとめて格納されています。

画面構成

画面は3つのエリアで構成されています。

  • 左パネル — ファイルツリー。原稿・メモ・資料をフォルダ階層で管理します。
  • 中央エディタ — メインの執筆エリア。タブで複数ファイルを切り替えられます。
  • 右パネル — AIチャット・資料調査・ファイル情報の3つのタブがあります。

02ワークスペース

Core には3つのワークスペースモードがあり、執筆の段階に応じて使い分けられます。

執筆モード

標準のモードです。リッチテキストエディタで本文を書き進めます。ツールバーから書式設定やルビ・傍点などの装飾を適用できます。

構想モード(アウトライナー)

原稿のファイル構造を階層的なリストで表示します。各項目のタイトルと概要を編集でき、ドラッグ&ドロップで順序を入れ替えられます。物語全体の構成を練るのに適しています。

付箋モード(コルクボード)

各ファイルをカード形式でグリッド表示します。タイトルと概要が一覧でき、シーンの並び替えや全体の流れの確認に便利です。

03エディタ機能

縦書き・横書き

文章の表示方向を縦書きと横書きで切り替えられます。この機能は文章の見せ方を変更するだけで、プロジェクトやファイルごとに縦書き・横書きの情報を記憶するわけではありません。

集中モード

執筆中のテキスト以外のすべてを非表示にする没入型の執筆モードです。エディターのモード切り替えタブの右側、もしくは「表示」メニューから始められます。

タイプライターモード

入力中のカーソルが常に画面中央に位置するよう、テキストが自動スクロールします。集中モードと併用できます。設定画面もしくは「表示」メニューからオン・オフを切り替えられます。

脚注

本文中に脚注を挿入できます。脚注はドキュメント下部にパネルとしてまとめて表示されます。

検索と置換

⌘F で現在のドキュメント内を検索、⌘⇧F でプロジェクト全体を横断検索できます。置換にも対応しています。

04AI機能

チャット

右パネルの「チャット」タブからAIと対話できます。アイデア出し、プロットの相談、文章の推敲など、執筆に関するあらゆる相談が可能です。AIはプロジェクト内のファイルを読み取れるため、作品全体の文脈を踏まえたアドバイスができます。

チャットでは以下の操作が行えます。

  • AIの応答を途中で停止する
  • 応答の再生成(別の回答を得たいとき)
  • 送信済みメッセージの編集・再送信
  • メッセージのコピー・削除
  • 重要なメッセージのブックマーク

AIに引用

エディタでテキストを選択すると表示されるフローティングツールバーから「AIに引用」をクリックすると、選択したテキストをチャットに引用として送れます。特定の箇所についてAIに相談したいときに便利です。

会話履歴

会話履歴はプロジェクトごとに保存されます。チャットパネル上部のタイムラインから過去の会話を遡って確認できます。

資料調査

右パネルの「資料調査」タブから、AIを活用した資料検索が行えます。調べたいことを入力すると、国立国会図書館やWeb上の資料をAIが探して、関連度の高い順にカード形式で表示します。

  • 検索範囲を選択できます — 国立国会図書館(全資料 / オンライン / 学術)、米国議会図書館、グローバル(Open Library + Internet Archive)、またはカスタム組み合わせ
  • 検索結果にはタイトル・著者・出版年・推薦理由が表示され、書誌ページやWebリンクを直接開けます
  • 結果にメモを追加したり、不要な結果を非表示にできます
  • 続けて質問すると、前回の検索結果を踏まえてさらに資料を探します
  • 見つけた資料は「資料ノートとして保存」でプロジェクトのメモに書き出せます

熟考モード

資料調査タブの「熟考」は、AIがより多くの時間をかけて深く調べるモードです。五倍プラン限定の機能で、通常の検索では見つからない資料を発掘したい場合に有効です。

対応データベース

資料調査では以下のデータベースを横断検索できます。

「このデータベースに対応してほしい」といったご要望がありましたら、ぜひご連絡ください。

利用しているAIについて

Core の AI には、Anthropic 社の Claude を採用しています。数ある AI の中でも、日本語の表現力に優れ、そして文芸的な表現の質が最も高いと評価されている Claude が、Core にとって最適だと考えました。

Claude のモデルの中で、現在はコストと性能のバランスに優れた Sonnet の最新版を使用しています。今後、より高い推論能力を持つ Opus や、Claude 以外の AI モデルも選択可能にすることを検討しています。

使用量について

AI機能の使用量はサブスクリプションプランに応じて制限されます。残量はチャットパネルのリングインジケーターで確認できます。詳しくは料金プランをご覧ください。

05ファイル管理

ファイルツリー

左パネルでプロジェクト内のファイルを管理します。右クリックメニューからファイルやフォルダの作成・名前変更・削除が行えます。

カテゴリ

プロジェクト内のファイルは3つのカテゴリに分類できます。利便性のために用意されているだけなので、メモと資料を厳密に使い分ける必要はありません。

  • 原稿 — 本文を構成するファイル。エクスポートの対象です。
  • メモ — 構想ノート、設定資料などの参考ノート
  • 資料 — 画像やPDFなど参考資料

ドラッグ&ドロップ

ファイルツリー内でドラッグ&ドロップすることで、ファイルの順序変更やフォルダ間の移動ができます。

ゴミ箱と復元

削除したファイルはゴミ箱に移動します。ゴミ箱内のファイルを右クリックして「元に戻す」を選ぶと、元のカテゴリに復元できます。

06インポート&エクスポート

対応フォーマット

  • TXT — 書式のないシンプルなテキストファイル
  • Markdown(.md)— 見出しや太字などを記号で表現する簡易フォーマット
  • RTF / RTFD — macOS標準のリッチテキスト形式。インポートのみ対応
  • DOCX — Microsoft Wordのファイル形式。書式を豊富に保持できる
  • PDF — 環境に左右されず同じ見た目を維持できるファイル形式。エクスポートのみ対応
  • EPUB — 電子書籍の標準形式。エクスポートのみ対応
  • Scrivener(.scriv)— Scrivenerのプロジェクトファイル。インポートのみ対応

インポート

TXT、Markdown、RTF、RTFD、DOCX、Scrivenerプロジェクトを取り込めます。

対応状況

書式 TXT MD RTF Scriv DOCX
太字・斜体・取消線-
下線--
上付き・下付き-
フォント・色--
ルビ----
傍点----
脚注--
コメント---
リンク-
見出し--
リスト-
引用ブロック--
-××××
画像-×
ファイル構造----
  • ◯ = 対応、× = 未対応、- = フォーマットに該当する概念なし

エクスポート

TXT、PDF、DOCX、EPUBに書き出せます。エクスポート時に、プロジェクト全体・選択ファイルのみ・メモを含めるかを指定できます。

対応状況

書式 TXT PDF EPUB DOCX
太字・斜体・下線-
上付き・下付き-
フォント・色-◯ *
ルビ-
傍点-
脚注-
コメント---
リンク-
見出し-
リスト-
区切り線-
-×××
画像-
縦書きレイアウト-
  • ◯ = 対応、× = 未対応、- = フォーマットに該当する概念なし
  • * Apple BooksやKindleなど一部の電子書籍リーダーでは、アプリ側の表示設定が優先され、EPUBのフォント指定が反映されないことがあります。

07執筆の記録

ダッシュボード

毎日の執筆量や目標に対する進捗を確認できる画面です。メニューの「表示 → 執筆の記録」(⌃⌘P)、またはアプリケーション上部の進捗バーをクリックして開けます。

執筆量は実際にキーボードで入力した文字数のみをカウントし、コピー&ペーストなどによる変動は除外されます。

08知っておくと便利なこと

原稿用紙の枚数

ツールバーに表示される「枚」の数字は、400字詰め原稿用紙に換算した枚数です。出版業界で一般的な目安として使えます。設定からオン・オフを切り替えられます。

設定

⌘,(設定)から、アプリケーションの動作をカスタマイズできます。

  • 一般 — 表示言語(日本語 / English)、UIフォント(ゴシック / 明朝)、通知、自動アップデート
  • エディタ — デフォルトのフォント・フォントサイズ・表示方向(横書き / 縦書き)、タイプライターモード、ルビ・傍点メニューの表示設定
  • アカウント — ログイン状態、プラン情報、使用量

チャット・資料調査の別ウィンドウ表示

チャットや資料調査パネルを別ウィンドウに切り離して表示できます(⌃⌘⇧4 / ⌃⌘⇧5)。エディタを広く使いつつAIにアクセスしたいときに便利です。

文字数・単語数の切り替え

設定のエディタタブから、カウント方式を文字数(日本語向け)と単語数(英語向け)で切り替えられます。自動モードでは言語に応じて適切な方式が選ばれます。

オフライン時の動作

インターネットに接続されていなくても、執筆・編集・ファイル管理はすべて通常どおり行えます。AI機能(チャット・資料調査・自動メタデータ生成)のみ、接続が必要です。

サンプルプロジェクト

メニューの「ヘルプ → サンプルプロジェクトを開く」から、機能を一通り試せるサンプルプロジェクトを開けます。

キーボードショートカット

よく使うショートカットとメニューバーから利用できる全コマンドは、ショートカット & メニュー ページにカテゴリ別でまとめています。

09よくある質問

料金・サブスクリプション

無料トライアルが終わったらどうなりますか?

トライアル期間が終了すると、自動的に有料プランに移行し、登録時のお支払い方法に課金が開始されます。トライアル中に解約すれば課金は発生しません。

トライアルの残り日数はどこで確認できますか?

アプリ内の設定画面で、トライアルの終了日を確認できます。トライアル期間は登録日から14日間です。

プランを変更するとどうなりますか?

アップグレードの場合、差額が日割りで即座に請求され、すぐに上位プランの機能が使えます。ダウングレードの場合、差額は次回の請求に反映されます。

解約するとデータは消えますか?

いいえ。解約してもプロジェクトファイルはお使いのMacにそのまま残ります。解約後も現在の請求期間の終了まではAI機能を利用できます。再登録すればいつでもAI機能が復活します。

プロと五倍プランの違いは何ですか?

五倍プランではAIの月間使用量が大幅に拡張されるほか、資料検索の「熟考」モード(より深い調査)が利用できます。詳しくは料金プランのご案内をご覧ください。

データとファイル

プロジェクトはどこに保存されますか?

デフォルトでは「書類」フォルダに保存されます。.core ファイルは通常のファイルと同じように、Finder上でコピー・移動・名前変更が可能です。

iCloudやDropboxで同期できますか?

現在、クラウド同期には対応していません。プロジェクトファイルをiCloud DriveやDropboxのフォルダに保存すること自体は可能ですが、複数のMacで同時に開くと競合が発生する可能性があります。

バックアップはどうすればいいですか?

Time Machineを有効にしておくのが最も確実です。.core ファイルをUSBドライブや外付けHDDにコピーすることでも手動バックアップできます。

プロジェクトのファイルサイズが大きいのですが?

プロジェクトに挿入した画像やPDFは、すべてプロジェクトファイル内に保存されるため、画像やPDFが多いとサイズが大きくなります。不要なファイルを削除することでサイズを抑えられます。

Scrivenerのプロジェクトをインポートできますか?

はい、Scrivener(.scriv)形式のインポートに対応しています。ファイル構造、書式(太字・斜体・下線)、脚注、コメント、画像を維持したまま取り込めます。Coreの「ファイル → インポート」からScrivenerプロジェクトを選択してください。

Scrivener と Core の違いは Core vs Scrivener で詳しく紹介しています。

AI機能

AIの使用量上限に達するとどうなりますか?

AIチャットと資料検索が一時的に利用できなくなります。使用量は日・週・月ごとにリセットされ、リセットまでの残り時間は画面右下のAI使用量グラフにマウスを合わせると表示されます。リセット後は再びAI機能を利用できます。

AIにどんなことを相談できますか?

プロットの相談、文章の推敲、登場人物の設定チェック、歴史的背景の調査、文体の改善提案など、執筆に関するあらゆる相談が可能です。AIはプロジェクト内のファイルを読み取れるため、作品全体の文脈を踏まえたアドバイスができます。

資料調査ではどのデータベースを検索できますか?

国立国会図書館(NDLサーチ)、米国議会図書館(Library of Congress)、Open Library、Internet Archiveの4つのデータベースを横断検索できます。検索範囲はカスタマイズ可能です。

どのAIモデルを使っていますか?

Anthropic社のClaude(現在はSonnetの最新版)を採用しています。日本語表現力と文芸的な質に優れているため選定しました。今後、Claude Opusや他社モデルへの切り替えにも対応予定です。

エクスポート・互換性

縦書きでPDFやEPUBにエクスポートできますか?

はい。PDF、EPUB、DOCXで縦書きレイアウトのままエクスポートできます。ルビ・傍点・脚注もすべて保持されます。

Word(.docx)ファイルに対応していますか?

はい、DOCX形式のインポート・エクスポート両方に対応しています。書式(太字・斜体・下線)、見出し、リスト、脚注、ルビ、傍点、画像などを相互変換できます。表のみ未対応です。

Word + Copilot との比較は Core vs Word + Copilot をご覧ください。

小説以外(論文・エッセイ・ブログ)にも使えますか?

はい。Coreは長文執筆全般のために設計されています。章立てが必要な論文、複数ファイルを扱うエッセイ集、連載ブログなど、長文・多ファイル構造を持つ執筆作業すべてに適しています。

動作・トラブル

オフラインでも使えますか?

執筆・編集・ファイル管理はオフラインでも通常どおり行えます。AI機能(チャット・資料調査・自動メタデータ生成)のみインターネット接続が必要です。

ログインできません

ログイン時にはシステムのブラウザが開き、認証画面が表示されます。以下をお試しください。

  • インターネット接続が安定しているか確認してください
  • 前回と同じログイン方法(Google またはメール)を使用してください。ログイン画面に前回の方法が表示されます
  • Google アカウントの場合は、ブラウザで Google にログイン済みであることを確認してください
  • アプリを再起動してから再度お試しください

「セッションが切れました」と表示されます

長期間アプリを使用しなかった場合や、ネットワークの問題で認証の更新に失敗した場合に表示されます。再度ログインすれば解決します。頻繁に発生する場合はネットワーク環境をご確認ください。

対応環境を教えてください

macOS 15(Sequoia)以降に対応しています。

10お問い合わせ

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